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**治療用標準化アレルゲンエキス皮下注「トリイ」スギ花粉200JAU/mL |
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| 効能又は効果 スギ花粉症(減感作療法) |
| 用法及び用量 減感作療法の実施に際し、皮膚反応が陽性の患者に皮内反応により過敏度(閾値)を求める。その閾値及びその時々の患者の症状に応じ、初回投与濃度及び量、初回後の投与濃度又は量、投与回数、投与間隔並びに維持量は適宜に定める。 | |||||||||||
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| 1. | 患者の状態によって反応が変動することがあるので、投与量、濃度、増量、維持量等は個々の患者の症状を考慮して決定すること。
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| 2. | 予期しない強い反応が起こる可能性があるので、使用するエキスのロットが変わるときには前回投与量の25~50%を減ずることが好ましい。また、高濃度のアレルゲンエキスでは、同一ロットでもショック等の強い反応を誘発する可能性があるので、患者の状態を十分に観察しながら濃度を上げること。 |
| 3. | **本剤の希釈には、閾値を求めるときは診断用アレルゲン皮内エキス対照液「トリイ」を、治療を目的とするときは治療用アレルゲンエキス希釈液「トリイ」
を使用すること。 |
| 次の場合には慎重に投与すること スギ花粉飛散時期に投与する場合 〔スギ花粉に対する患者の過敏性が高まっている場合が多い。〕 |
| 1. | 本剤はスギ花粉由来のアレルゲンを含む液であり、スギ花粉症患者に対してその原因アレルゲンを徐々に増量しながら投与していくことにより、患者のスギ花粉に対する過敏性を減弱させる薬剤である。従って、本剤の投与により、アレルギー反応に基づく副作用を起こす可能性があるので、十分に注意すること。
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| 2. | 患者の状態によって、ショック等の強い反応を誘発することがあるので、常に、ショック等の発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと。 |
| 3. | ショック等の発現を予測するため、投与前後に十分な問診を行い、ショック又はアナフィラキシー様症状を予知しうる症状[「3.(1)重大な副作用」の項参照]の発現に注意し、そのような症状があらわれた場合は、患者の状態を十分に観察し、適切な処置を行うこと。
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| 4. | 投与後15~30分は患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。また、投与後数時間又は1~2日間に強い反応があらわれる可能性があるので、その旨を患者に伝え、予知しうる症状[「3.(1)重大な副作用」の項参照]があらわれたときには速やかに医師に連絡する等の対応を説明した上、適切な処置がとれる準備をしておくこと。 |
| 5. | 閾値を求めるとき、皮内反応に影響を及ぼす可能性のある薬剤(抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエーター遊離抑制薬、ステロイド薬等)の投与は予め中止すること。 |
| 6. | 非選択的β遮断薬服用患者への注意 **閾値を求めるとき若しくは治療のために本剤が投与されたときに、本剤による反応(アレルギー反応)が強くあらわれることがある。 また、本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が通常の用量では十分発現しないことがある。 |
| 7. | 症状の改善を認めても直ちに本剤による治療を中止すると症状が再発することがあるので、本療法の中止にあたっては症状の経過を十分に観察し慎重に行うこと。 |
| 本剤の特異的減感作療法における安全性の検討において、本剤(2,000JAU/mL)を用いたスギ花粉症患者20例中、2例(10%)に副作用が発現した。 発現した副作用の内訳は、鼻汁1例、目のかゆみ1例で、いずれも軽度であり投与期間内の維持量に達するまでには消失し、2例とも問題なく増量し継続できた。(承認時)3) | |
| ショックを起こすことがある(頻度不明)。また、アナフィラキシー様症状を起こす可能性がある。従って、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難、全身潮紅、顔面浮腫・咽頭浮腫等の血管浮腫、蕁麻疹、喘息発作等の異常が認められたときには、直ちに適切な処置を行うこと。また、ショック及びアナフィラキシー様症状を予知しうる症状として、口内異常感、頭痛、耳鳴、動悸、不快感、悪寒、四肢や顔のしびれ、全身そう痒感、咽頭部異常、咳、くしゃみ、喘鳴、顔面紅潮、発汗、嘔吐、振戦等が認められたときには、患者の状態を十分に観察し適切な処置を行うこと。 |
| 1. | 過敏症 (頻度不明)発疹(蕁麻疹等)、そう痒、下痢、咳、くしゃみ、鼻汁、鼻閉、顔面紅潮、眼の充血、眼のかゆみ、眼瞼浮腫、口内異常感、口唇の浮腫・腫脹、手足のむくみ |
| 2. | 過敏症 (発現の可能性のある副作用)流涙 |
| 3. | 注射部位 (頻度不明)腫脹、疼痛、発赤 |
| 4. | 注射部位 (発現の可能性のある副作用)硬結、しびれ、色素沈着 |
| 5. | その他 (頻度不明)不快感、倦怠感、頻脈、胃痛、腹痛、嘔吐、発汗、立ちくらみ |
| 6. | その他 (発現の可能性のある副作用)頭痛、発熱、脱力感、リンパ腺の腫脹、耳鳴、動悸 |
| 上記(添付文書上は「次」)のような症状があらわれた場合には、減量するなど適切な処置を行うこと。 |
| 一般に高齢者では、皮膚の反応性及び心肺機能が低下しているので、皮膚反応が弱くてもショック等の強いアレルギー反応が起こる可能性があるので、患者の状態を考慮し、減量するなど十分に注意して投与すること。 |
| 妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。なお、アレルギー反応に伴って遊離されるヒスタミンが子宮筋収縮作用を有することが知られているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 また、閾値を求める場合でも、多量のヒスタミン遊離が考えられる広範なテストは避けること。 |
| 小児等に対する安全性は確立されていない(使用経験がない)。 |
| 1. | 本剤の希釈 | ||||||
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| 2. | 皮内反応判定基準 | ||||||
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| 3. | 投与時 | ||||||
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| 4. | 投与部位 | ||||||
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| 1. | 標準化スギ花粉エキスとスギ花粉エキス標準品との比較4) スギ花粉症患者に標準化スギ花粉エキス10,000JAU/mL※及び日本アレルギー学会によって設定されたスギ花粉エキス標準品(力価10,000JAU/mL)を3倍希釈系列で希釈し、皮内反応によりその活性を比較したところ、標準化スギ花粉エキス10,000JAU/mL※のアレルゲン活性はスギ花粉エキス標準品の1.04倍であり、閾値比の区間推定及び閾値の大小関係の比較において両薬剤間に差は認められなかった。 |
| 2. | 標準化スギ花粉エキスと従来の治療用スギ花粉エキスとの比較5) スギ花粉症患者に標準化スギ花粉エキス10,000JAU/mL※及び従来の治療用スギ花粉エキス(従来薬1:20)を3倍希釈系列で希釈し、皮内反応によりその活性を比較したところ、標準化スギ花粉エキス10,000JAU/mL※のアレルゲン活性は従来薬1:20の6.51倍であり、閾値比の区間推定及び閾値の大小関係の比較において両薬剤間に差が認められた。 |
| ※標準化スギ花粉エキス原液10,000JAU/mL |
| 2mLバイアル |
| 1. | 安枝浩ほか: アレルギー,45(4)416,1996
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| 2. | 安枝浩ほか: アレルギー,40(9)1218,1991 |
| 3. | 大久保公裕ほか:耳鼻と臨床,45(3)251,1999 |
| 4. | 奥田稔ほか: 耳鼻と臨床,45(3)239,1999 |
| 5. | 奥田稔ほか: 耳鼻と臨床,45(3)245,1999
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