ケイキサレート

使用法

質問1. ケイキサレートはいつ服用すればいいか?

回答1.

ケイキサレートの用法(内服)は、「成人1日量30gを2ー3回に分け~経口投与する。」となっており、特に服用タイミングは決まっていません 1)

  1. 1)添付文書 【用法及び用量】
質問2. ケイキサレートの食事の影響は?

回答2.

ケイキサレートと食事の影響については検討したデータはありません 1)
ケイキサレートは、吸収される薬剤ではなく、主に下部消化管にてカリウムと交換し効果を発揮します 2)
食事の摂取にかかわらず、カリウムの低下作用を示します。

  1. 1)インタビューフォーム VII.薬物動態に関する項目 1.血中濃度の推移・測定法 (5)食事・併用薬の影響
  2. 2)インタビューフォーム VI.薬効薬理に関する項目 2.薬理作用 (1)作用部位・作用機序
質問3. ケイキサレートと他剤との相互作用は?

回答3.

添付文書 【使用上の注意】 2.相互作用の項に以下の記載があります 1)

  1. 1)添付文書 【使用上の注意】 2.相互作用
質問4. ケイキサレートとAl、Mg、Ca等含有製剤との併用は?どの程度効果が落ちるのか?

回答4.

併用による影響を検討したデータはありません。
ケイキサレートは陽イオン交換樹脂のため、両薬剤を同時に服用すると両薬剤の効果が減弱するおそれがあり注意が必要です。
一般的には1~2時間程度あけて投与されています 1)

  1. 1)今日の治療指針 562-564 2013「慢性腎臓病(保存期腎不全)」
質問5. ケイキサレートと甲状腺ホルモン製剤(レボチロキシン等)との併用は?どのくらい時間を空ければ良いか?

回答5.

ケイキサレートが甲状腺ホルモン製剤を吸着することが考えられるため、服用間隔について検討したものはありませんが、できるだけ時間を空けて服用いただく様お願いします。

質問6. ケイキサレートドライシロップはなぜ注腸の適応がないのか?

回答6.

ドライシロップとは、日局の製剤総則より「経口投与する甘味のある製剤」であり 1)、経口専用の剤形です。
ケイキサレートドライシロップは、ケイキサレート散を飲みやすくした製剤です。そのため、注腸への適応はありません。

  1. 1)第16改正日本薬局方解説書 製剤A-64 廣川書店

製剤

質問7. ケイキサレート散の無包装での安定性は?

回答7.

ケイキサレート散は有効成分であるポリスチレンスルホン酸ナトリウムそのものの製剤です。
ポリスチレンスルホン酸ナトリウムは、下記各種条件下においてカリウム交換容量に変化は認められず、分解物も検出できませんでした 1)

  1. 1)インタビューフォーム III.有効成分に関する項目 2.有効成分の各種条件下における安定性
質問8. ケイキサレートドライシロップの無包装での安定性は?

回答8.

インタビューフォーム「製剤の各種条件下における安定性」に以下の記載があります 1)

  1. 1)インタビューフォーム IV.製剤に関する項目 4.製剤の各種条件下における安定性

薬効薬理

質問9. ケイキサレートの作用機序は?

回答9.

ケイキサレートの有効成分であるポリスチレンスルホン酸ナトリウムは吸収されず、胃腸管を通過するにしたがって腸液の陽イオンと交換します。特に下部結腸においてカリウムイオン濃度は高く、最もよく交換します。カリウムイオンと交換したポリスチレンスルホン酸ナトリウムは糞便と共に排泄され、体内の過剰のカリウムが除去されます 1)。

  1. 1)インタビューフォーム VI.薬効薬理に関する項目 2.薬理作用 (1)作用部位・作用機序

安全性

質問10. ケイキサレートの主な副作用は?

回答10.

添付文書 【使用上の注意】 3.副作用に以下の記載があります1)

『1,236例中108例(8.7%)に副作用が認められ、その主な症状は下痢39件(3.2%)、悪心35件(2.8%)、浮腫25件(2.0%)、便秘23件(1.9%)、低カルシウム血症21件(1.7%)、嘔吐20件(1.6%)などでした。(承認時及び1975年2月までの副作用調査)。』

重大な副作用、その他の副作用については添付文書を参照ください。

  1. 1)添付文書 【使用上の注意】 3.副作用