ページ内を移動するためのリンクです

プレスリリース プレスリリース
ALK-Abelló A/Sとのダニを抗原とするアレルギー疾患を対象とした減感作(免疫)療法薬等に関するライセンス契約の締結について
2011年1月28日
鳥居薬品株式会社

 鳥居薬品株式会社(本社:東京、社長:松尾 紀彦、以下「鳥居薬品」)は、ALK-Abelló A/S(本社:デンマーク、社長兼CEO:Jens Bager、以下「ALK社」)と、ALK社が保有するダニを抗原とするアレルギー疾患(喘息およびアレルギー性鼻炎)を対象とした減感作(免疫)療法薬について、日本における独占的開発・販売権に関するライセンス契約を本日締結しました。また、この契約では、ダニアレルギーの診断薬も対象としており、スギ花粉を抗原とするアレルギー疾患を対象とした減感作(免疫)療法薬の製剤に関する共同研究・開発も行うこととしています。

 ALK社は、ダニを抗原とするアレルギー疾患(喘息およびアレルギー性鼻炎)を対象とした減感作(免疫)療法薬に関し、注射剤「Alutard®」および診断薬を欧州等で販売しており、現在、錠剤「MITIZAX®」を臨床試験中です。また、当社はスギ花粉エキスの舌下投与による減感作(免疫)療法薬の臨床試験を実施しており、今後、ALK社の保有する製剤技術・ノウハウを活用し、より利便性の高い錠剤の開発にも共同で取り組みます。

 本契約締結に伴い、当社はALK社に対し契約一時金30百万ユーロと今後の開発の進捗に応じたマイルストーン30百万ユーロ、総額60百万ユーロを支払うとともに、上市後は売上高に応じたロイヤリティと一定の売上高に達した場合の一時金を支払うこととなります。

<ALK社の概要>
名 称 ALK-Abelló A/S
本 社 デンマーク ホシュロム
設 立 1923年
社長兼CEO Jens Bager (イェンス べーガー)
事業内容 アレルギー疾患領域における治療・予防・診断薬の研究開発ならびに製造販売
その他 NASDAQ OMX Copenhagenに上場

<その他>
 今回のライセンス契約締結に伴い一時金の支払いが発生することから、2010年10月28日に公表しました当期(平成23年3月期)の通期の業績予想を修正しております。詳しくは、本日付のプレスリリース(業績予想の修正に関するお知らせ)をご参照下さい。


以 上

【お問い合わせ先】
鳥居薬品株式会社
経営企画部 広報担当 TEL.03-3231-6814
PAGE TOP

ページの終わりです