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中期経営計画(2013-2015年度)に関するお知らせ
2013年4月25日
鳥居薬品株式会社
 当社は、この度、2013から2015年度までの3ヵ年の中期経営計画を以下の通り策定いたしましたのでお知らせします。

1. 新中期経営計画の位置づけ
 

 前中期経営計画期間(2010-2012年度)におきましては、事業成長の牽引役と位置づけた「腎・透析領域」および「HIV領域」の伸長による売上高の大幅な増加、TO-194SL(スギ花粉症に対する舌下免疫療法薬)およびJTT-751(高リン血症治療薬)の製造販売承認申請、ALK-Abelló A/S(本社:デンマーク)からのダニを抗原とするアレルギー疾患を対象にした免疫療法薬および日本たばこ産業株式会社からの抗HIV薬「スタリビルド配合錠」の獲得等、大きな成果があった3年間と認識しております。
 新たな中期経営計画におきましては、今後の持続的成長を確かなものとするため、特に「スタリビルド配合錠」、TO-194SLおよびJTT-751の円滑な上市を図りながら、TO-203およびTO-204(ダニを抗原とするアレルギー疾患を対象にした免疫療法薬)を始めとするアレルゲン領域の開発を推進してまいります。

2. 新中期経営計画の概要

(1)施策

  「スタリビルド配合錠」、TO-194SLおよびJTT-751に関し、市販後の安全対策の実施も含め円滑な上市を行い、重点領域である「腎・透析領域」、「皮膚・アレルゲン領域」および「HIV領域」の育成による一層の事業成長を図ります。特にTO-194SLの上市によるアレルゲン免疫療法の普及に取り組みます。
  TO-203およびTO-204をはじめとするアレルゲン領域における開発を推進し、研究開発活動を充実・強化するとともに、新たな導入品の確保も図ります。
  前述の上市品を中心とした安定供給・品質保証体制の一層の強化に努めるとともに、不断のコスト低減にも努めてまいります。

(2)経営目標

 
  2012年度実績 2015年度目標 増減
売上高
522億円
630億円
+107億円
営業利益
27億円
55億円
+27億円
当期純利益
18億円
35億円
+16億円
※研究開発費については、新中期経営計画期間(2013-2015年度)合計で190億円程度と見込んでおります。

(3)配当方針

 

 当社は株主の皆様への適正な利潤の還元を経営の重要課題の一つと認識し、剰余金の配当につきましては、安定的かつ継続的に実施することを基本方針としております。
 上記基本方針の下、経営体質の強化や将来の事業展開等を勘案した中期的な視野に立った投資等を行う事に備えつつ、株主の皆様に安定的還元を行うこととし、2015年度については、1株当たり年間48円の配当を目指します。




以 上


【お問い合わせ先】
鳥居薬品株式会社
経営企画部 広報担当 TEL.03-3231-6814
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